2014年11月15日土曜日

ドイツの街頭募金

街中を歩いているとユニセフ、国境なき医師団、アムネスティなどのNPOが、
比較的賑やかな場所にブースを設けて、寄付金を募っている場面に遭遇します。



通行人に話しかけて、その組織が取り組んでいることを説明し、寄付を募っています。
日本の街角募金と大きく異なるのは、キャッチセールスのように、歩み寄って話しかけている点。

彼らの多くはボランティアではなく、アルバイトとしてお給料をもらって、寄付金を集めています。

明るくて、コミュニケーション能力の高そうな人たちばかりです。
若い人が多いので、大学生がアルバイトでやっているのかも、と想像したり。

以前に、世界各国でのファンドレイジング手法を調査したときに、
欧州ではこのような街角募金の投資対効果が高く、
アルバイトを雇っても、それ以上の寄付額を獲得できていることを知りました。

日本だと、街角募金をするくらいなら、その時間で他のアルバイトをして、
稼いだお金を寄付すればよいのに、と皮肉を言う人がいます。

こちらでは、街角募金を呼びかける人も仕事として取り組んでいて、
同じ街頭募金でも、日本とはかなり様相が異なります。

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