2014年9月16日火曜日

ドイツの朝ご飯

住んでいるアパートが駅や市役所からすぐ、という立地ということもあり、家から歩いて200m以内の場所に、パン屋さんが4軒、肉&チーズ屋さんが2軒あります。

パン屋2軒と肉屋2軒は毎朝6:00とか6:30から営業しています。日本でいう昔のお豆腐屋さん的な感覚なのでしょうか。開店時間が早いので、18時には閉店します。17時くらいになると、店内に行列ができることも。

私が買い物に行くのは午後~夕方ですが、つたないドイツ語で、これを300g、とか、薄切りにして、とかお願いしています。これは、薄めにスライスしてもらった豚バラ肉。



パン屋や肉屋は朝から営業しているものの、焼き立てパンとソーセージで朝ご飯、という人が、どれくらいいるんだろう、そもそも、ちゃんと朝ご飯を食べているドイツ人はどれくらいいるんだろう、と思い、調べてみたところ、業界団体と思われる「シリアル普及委員会」的なサイトに、
A recent German study finds that 1 out of 3 children miss breakfast completely, or rarely ever enjoy the meal before leaving the house on school days という記述が。

引用元は、DAK-Studie zur Schülergesundheit (student survey), 2010. とあり、この資料のp.4, 5あたりが、朝食(frühstück)に関する調査結果です。
「週に1、2回は朝食を食べる」という回答とは別に、「全く食べない、ほとんど食べない」が31%という結果のようです。

私のドイツ語能力ではこれ以上の詳細は読み解けないので、調査の概要や、対象、定義などは不明ですが、朝ご飯を食べない子どもがドイツでもこんなにいるんだ、というのは驚きでした。


ちなみに、日本はどうかいうと、国民健康・栄養調査によると、日本の7歳~14歳の朝食欠食率は、ここ数年4~6%。かなり低い、と思ったら、下記のような定義だったので、果物だけ、ヨーグルトだけ、という人も「欠食」扱いになるようです。というわけで、この数字は、ドイツのものとは比較できず。。。

調査を実施した日(任意の1日)において朝食を欠食*した者の割合。
 *「欠食」とは、下記の3つの合計。
    食事をしなかった場合
    錠剤などによる栄養素の補給、栄養ドリンクのみの場合
    菓子、果物、乳製品、嗜好飲料などの食品のみを食べた場合

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