2015年6月23日火曜日

科学ナイト Lange Nacht der Wissenschaften

ミュンヘンにはLudwig-Maximillians University/LMU(ミュンヘン大学)、Technical University of Munich/TUM(ミュンヘン工科大学)という2つの有名大学があり、マックスプランク研究所も本部をミュンヘンに置き、いくつかの個別研究所が配置されています。

こういった大学や研究機関のうち、理系分野を扱うキャンパスや研究所が、ミュンヘンの北にあるGarchingという小さな市に集まっています。Garchingは研究学園都市をうたっており、日本でいうつくばのような感じかもしれません。つくばよりは街中からのアクセスがよく、中心部のマリエンプラッツから地下鉄で25分程度の終着駅に、大学や研究機関が集まっています。

ドイツの大学が学費が無料で、博士課程まで進学すると結構な額の奨学金がもらえる(貸与ではなく、授与)場合も多いようで、税金が使われている研究の成果を少しでも社会還元するためなのか、Lange Nacht der Wissenschaften(科学ナイト)という一般公開が予定されています。

通常は非公開の研究所を開放し、科学者が一般向けに実験や研究の内容を説明する一般公開は毎年行われていますが、今年は土曜日の夜に開催されます。

南ヨーロッパ天文台の地理に設置している天体観測所の様子をライブで見られる、といった企画や、TUMの理学部キャンパスでの化学実験実演など、色々な企画があるようです。






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