Heimatverein(郷土協会?)という組織のお祭りが、町のホールで開催されていたのを覗いてみました。
Heimatverein(郷土協会)は、地元の伝統を継承しようとする住民の集まりで、住んでいる町では、マイバウムを作って建てるのも、Heimatvereinがやっているよう。
6月のお祭りは、バイエルン地方の民族衣装を着て、夕方に教会に集まって、ミサをして讃美歌を歌い、その後はビールを飲みながら、民族舞踊を披露しあうという流れ。教会の様子を窺ってみようかと思ったものの、あまりにも地元の集まりという雰囲気が強かったため断念。その後のフォークダンスの部を、会場の後ろで眺めていました。
日本でも田舎に行くと、皆で神社にお参りして、お酒をのみながら民謡と民舞を披露しあう、的な催しが残っている場所がありそうですが、Heimatvereinのイベントも地元民による自分たちのためのお祭り、という感じでした。
テーブルについてビールを飲んでもいいよ、という感じで話しかけてもらったものの、その場にいる全員が民族衣装をまとい、フォークダンスを踊る場に入っていける雰囲気でもなく・・・
ミュンヘンのお祭りというとオクトーバーフェストが有名ですが、きっと昔はこんな雰囲気だったんじゃないかと思ったり。今の商業化&観光化されすぎたオクトーバーフェストは、話のタネに一度くらいは行ってもいいけれど、南ドイツのカルチャーを反映した場ではなくなりつつある気がします。
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