ミュンヘンに移ってしばらく経ちます、が、ドイツ語はなかなか上達せず・・・
2014年10月、11月にA2レベルのクラスを受講し、12月は自宅学習にあて、2015年1月、2月にB1レベルのクラスを受講しました。(レベルは下記の定義に基づいています。)
A2とB1では、使っている教科書のシリーズが異なります。
A2で使ったのはHueber社のSchritte Internationalというシリーズの3と4。
これからドイツ語圏に移住しようとしている人、もしくは、住み始めたばかりの人を対象にした教科書で、A1からB1までのラインナップです。
B1で使っているのはKlett社のAspekteシリーズ。
こちらは、初級から中級にさしかかった学習者むけで、ドイツで大学入学や就業を目指す人を意識しているようです。
こういう教科書は、食べ物、旅行、仕事、家族、など色々なテーマを設定して、文法、会話、単語などが配置されています。
A2までは、ドイツの生活楽しい!面白い!美味しい(え・・・?)的な雰囲気が漂っていたのに、B1以降のテキストは、「昔、夢みていたけれど、果たせなかった夢について話しましょう」、とか、「クレームを言いましょう」みたいなものが増えてきて、実際にドイツ語圏で生活することを念頭においた内容が増えてきた気がします。
*****
GER:外国語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠
【基礎段階の言語使用】
A1
日常生活の場面で短く簡単なドイツ語表現が理解でき、自分でも言えるようになります。食事や買い物や旅行の場面で、相手がゆっくり明瞭に話してくれるなら、コミュニケーションが図れます。
A2
毎日の生活で頻繁に使われる言葉や表現に慣れ、仕事や家族や故郷など、自分に関する事や日常的で具体的な生活に関する事なら、ドイツ語でコミュニケーションが図れます。
【自立した言語使用】
B1
明瞭な通常のドイツ語であれば、仕事や趣味や生活など日常的な事柄についてのドイツ語の発言や文章が理解できます。例えば、旅行中に出会うさまざまな出来事に対して、必要な対応ができ、また、自分の経験や夢・希望・目標などについて話すことができます。
B2
抽象的で複雑なドイツ語で表現されても、その趣旨が理解できます。ドイツ語を母国語とする人との間で、相互に困難を感じずに自然な会話が成立します。
【熟達した言語使用】
C1
ほとんどのテーマで、高度なドイツ語表現や長い文章が理解でき、また、その言外のニュアンスも感じ取れます。ドイツ人社会で、社会人として職業についたり大学で学んだりするのに必要十分な語彙と表現を使いこなし、複雑で微妙な内容を正確なドイツ語で表現することができます。
C2
社会生活上、不自由なく全てのことに対応できるドイツ語力があります。さまざまな分野の多様なテーマに関して、読む、書く、話す、聞くことが困難なくでき、また、ニュアンスにとんだ自然なドイツ語を正確に使うことができます。
0 件のコメント:
コメントを投稿