週末にミュンヘンを拠点にする欧州最大規模のサーカス・クローネ(Circus Krone)へ。
1月から3月はミュンヘンで、その他の期間は欧州のあちこちを巡業しているサーカス団です。
サーカスの概要や雰囲気が紹介されているサイトがあったので、こちらから。
動物のショーと、パフォーマーによるプログラムで、あっという間の2時間半でした。
パフォーマーによるプログラムは、会場内の笑いを誘う息抜きのような道化と、
アクロバティックな内容の組み合わせで、多くが外国からのゲスト出演でした。
1月に観たプログラムで、アナウンスで紹介されていた国名と、2月のプログラム予告から、
分かる範囲で、パフォーマーの出身地を並べてみるとこんな感じに。
【危険度の高い演技:空中ブランコ、高い位置での演技】
・中国の大連
・ロシア
・キューバ
・北朝鮮
・モンゴル
【危険度の低い演技:ジャグリング、低い位置での綱渡り、楽団など】
・スペイン
・イタリア
・ロシア
・米国
危険度の高い演技のパフォーマーは、すでに消滅した国も含め、社会主義国のオンパレード。
ああ、なるほど、、、いう気持ちに。
モンテカルロ国際サーカスフェスティバルの受賞者を見ても、その傾向は明らか。
体を酷使する演技は、子どものころからトレーニングを始める必要がありそうですが、
ドイツのような国でこういうパフォーマンスを教えたり習ったりするのは
安全性や児童虐待など、色々なハードルがありそうです。
なので興業の際には、海外から来てもらっているんですね。
ただ、こういう国出身のパフォーマーも減っているのではないかと思われます。
昔ながらのサーカスは絶滅危惧エンターテインメントかも、と感じた夜でした。
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