こちらで毎月支払う電気代は固定金額です。
とはいえ、どの家庭でも同じ金額というわけではありません。
年に1度、係員がメーター検針のために訪問し、過去1年間の使用量を確認します。
毎月支払っている金額との差額を精算したうえで、
次の1年間は、過去1年間と同量を使う、という前提で毎月の支払額が決まるようです。
フランクフルトに住んでいた時は、光熱費もすべて家賃に含まれていたので知りませんでした。
(上記の説明も、今回初めて知ったので、勘違いしている部分があるかもしれません・・・)
先日、Techemという会社が、電気メーターのチェックに来ました。
訪問日の1週間前に、「●月●日 15:00-17:00に来ます」という告知が共同玄関に貼られました。
その告知を読むと、
・上記時間に必ず家にいてください
・本人が不在となる場合は、代理人に在宅してもらってください
・留守の場合は、後日、改めて訪問することになりますが、担当係員の交通費を請求します
といったことが書かれていました。
日本だと、火災報知機の点検などで在宅を求められることがありますが、
訪問日・時刻の候補がいくつかあり、希望時間を伝える、というのが一般的です。
私の住んでいたアパートでは、訪問日のオプションには土日が含まれていました。
が、ドイツの今回のメーター検針は、もちろん平日、しかも17時まで。
指定日に留守にしてしまう場合でも、土日が代替日になるとは思えません。
なるべく短い労働時間で、休暇もとれるように、という働き方を実現するには、
今回の検針のように、ユーザーとしては不便だけど、まあ仕方ないか、という場面が出てきます。
日本と比べると、ドイツの働き方は合理的で、仕事とプライベートを両立できる環境にある、
といった記事を目にすることがありますが、単純な比較は難しいですね・・・
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