2014年10月6日月曜日

オクトーバーフェスト会場の犯罪


2週間にわたるオクトーバーフェストが閉幕しました。

期間中は地下鉄はいつもよりも混雑し、民族衣装を着た人たちが増え、浮足立った雰囲気でした。

16日間の期間中に、650万人が訪れるそうです。ミュンヘンの人口が140万人なので、ドイツ国内外から多くの人がこのお祭りのために来ているのがわかります。1日平均にすると40万人。柏市や宮崎市の人口と同じくらい。

40万人の酔っ払いが集まるイベントは、スリにとっては格好の仕事場だと思われます。

開幕前には「2013年のオクトーバーフェスト会場における警察官の出動件数は2,147件で、一日当たり約134件となっております。警察に届けられた主な犯罪被害は強盗8件、傷害579件、性的犯罪17件、スリ535件でした」という注意喚起が、在ミュンヘン日本領事館から届きました。

650万人が来場するイベントで、この件数が多いのかどうか分かりませんが、領事館が出している昨年までの注意喚起を見てみると、被害届けの件数はこの数年で増えていました。

2011年 強盗5件、性的犯罪 n/a、傷害53件、スリ248件
2012年 強盗5件、性的犯罪6件、傷害74件、スリ243件
2013年 強盗8件、性的犯罪17件、傷害579件、スリ535件

ミュンヘンの警察はその日に起きた犯罪を毎日報告していて、さらに、まとめレポートも出しているようです。2013年に傷害やスリの件数が増えた理由もここに書いてあるのかな。来年、もう少しドイツ語が分かるようになっていたら読み解けるかもしれませんが、今年はとりあえず貼っておきます。

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