2015年11月25日水曜日

ドイツの大学の授業


知人がミュンヘンの大学の新入生向けの力学の授業を担当しているそうで、とにかく準備が大変だ、とのこと。

その理由を聞いてみると、普段の研究内容と古典力学は必ずしも一致せず、自分が勉強し直さなければならないこと、それに加え、大講義室での実験の実演を考えなければならないから、とのこと。

物理の基本となる力学の講義は、黒板やテキストを使って説明するパートと、実際のその理論を実験で見せるパートに分かれているそうです。大講義室で実演できる実験内容をまとめたカタログがあり、そういった実験の準備をする専任のスタッフがいるとのこと。講義の骨子を固めて、どの実験をどのタイミングで実演するかを決めて、補助スタッフに準備を依頼して、という一連の準備に時間がかかるそうで。。。

高さ12mの真空装置を設置して、りんごと羽毛を同時に落下させて、同じ速度で落ちてくるのを観察したり、天井から滑車を吊り下げて、といったことを毎回やるようです。

ドイツ博物館にも様々な実演コーナーがありますが、実際にやってみて、観察してみて、というのを大事にするカルチャーがあるのかもしれません。

2015年11月23日月曜日

滞在許可証の延長申請

ドイツの滞在許可証の延長申請が完了しました。

外国人局での予約時間の15分くらい前に到着し、指定された部屋の前に設置されたベンチで待ちます。昨今の難民流入で混雑しているかと思いきや、7部屋くらいが並ぶ廊下に設置されたベンチに座っているのは2、3組でした。建物内の別のエリアには、部屋のドアに「難民申請者向け」という貼り紙があったものの、その周辺もひっそりとした雰囲気でした。

延長申請の面談はとても和やかで、最初の挨拶はドイツ語、その後は担当者が英語に切り替えてくれたので、とてもスムースに進みました。ドイツ語でのやり取りを半ば強制する担当者もいるという話も聞くので、今回の担当者が寛容だったのか、もしくは、ドイツ語で話して何度も聞き返されるのが面倒だったのか、、、

書類提出に加え、左右の人差し指の指紋を採取されました。ちらりと見えた画面から察するに、前回の申請時に登録した指紋との整合性を確認しているようでした。

新しい許可証ができるのに4週間ほどかかるとのことで、年明けに受け取りの予約を取ってもらいました。

最後に手数料を支払うためのカードを受け取り、エントランス近くの支払機で手数料(ひとり80ユーロ)を支払いました。カードに氏名や請求金額が登録されており、支払機にカードを投入し、ECカードもしくは現金で支払うとレシートが出てきます。最初に投入したカードはそのまま回収されるので、担当者の部屋に戻る必要もなく、これで手続き完了でした。

2015年11月21日土曜日

サウジアラビアの女性の服装

サウジアラビア滞在中は外国人であっても、アバヤと呼ばれる全身を覆う黒い衣装の着用が義務づけられています。

全身真っ黒で顔も覆う人たちが多いという印象ですが、若年層ほど自由な着こなしをしているようです。

首都のリヤドのほうが厳しいようですが、ジェッダであった女性の中も、髪の毛は隠すけれど顔は出している人、黒地に柄のついたアバヤを着る人、グレーや濃紺などファッショナブルなアバヤの人、と様々でした。

外出中は、オフィスでもレストランでも脱ぐことがないので、アバヤの下はカジュアルな服装をしている女性も多いようです。

個人のお宅に招かれた際にはアバヤを脱ぎましたが、これも厳格な人の場合は、誰かの家を訪問しても男女別室を遵守するそうで、個人差があるようです。

2015年11月19日木曜日

滞在許可証の延長申請準備


失効まで3ヶ月以上も猶予がある時期に、外国人局から滞在許可証の延長に必要な書類と面談日時を指定した手紙が届きました。

1ヶ月くらい前にこちらから問い合わせればよいかな、と思っていたので、このタイミングで外国人局からの案内がきたのは意外でした。

備忘録も兼ねて、面談の際に持参するように書かれていた書類は以下のとおり。

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  1. 滞在許可延長申請書(ウェブから英語版もダウンロードできます。このサイトはミュンヘン市ではなく、ミュンヘン郊外の周辺地域を管轄する広域自治体のサイトです)
  2. バイオメトリクスの要件を満たした顔写真
  3. 雇用主から4週間以内に発行された在籍を証明するレター、もしくは、契約延長を証明する書類
  4. 健康保険の加入に関する書類
  5. パスポート
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3点目は、どちらかの書類でよいと書かれていましたが、今の滞在許可証の有効期限は当初の契約期間に基づいて決められており、延長申請時に在籍しているのは当然なので、その書類提出で滞在許可が延長できる、というのは驚きでした。

外国人局からのレターには、ドイツ語の習得についても、特に記載はありませんでした。
最初の申請時のように、全て英語で対応してくれる担当者にあたることを祈るばかりです・・・

2015年11月17日火曜日

ジェッダで人気のファストフード

サウジアラビアでもマクドナルド、バーガーキング、KFCなどのファストフードチェーンが展開しています。

が、ジェッダで最も人気があるのは、Al Baikというフライドチキンのチェーンだそうです。メニューをみるとボリュームたっぷりのフライドチキンとフライドポテトの写真が満載です。
















一番人気のメニュー pieces chicken meals come with fries, a bun and 2 garlic saucesが、12サウジリアル(約400円)。

首都のリヤドにはお店がなく、ジェッダからリヤドに出張に行くときには、Al Baikのチキンを買ってきてほしい、と頼まれるほどだとか。

夕方のお店は大混雑でしたが、女性専用の注文窓口は全く並んでいなかったので、すぐに購入することができました。この女性専用の窓口は、一般とは入口も異なり、ドアも曇りガラスになっていて、男性客と顔をあわせずに購入できる仕組みになっていました。

確かに美味しい!けれど、あまりのボリュームに3つ食べるのが限界でした…


2015年11月15日日曜日

サウジアラビアの戒律とインターネット

サウジアラビアの入国審査と通関

サウジアラビアでは入国時に違法物品の持ち込みに対して厳しい取締りが行われると聞いていました。


全ての荷物はX線検査を受け、不審物が投影された時は、荷物を開けて検査を受けます。イスラム教の戒律に従い、アルコール類、信仰の対象となる偶像、ポルノ雑誌類(一般雑誌でも水着やヌ-ド写真があれば不可)、豚肉などの持ち込みは禁止されています。

という注意が。

リヤドで入国した際には、荷物のX線検査はありましたが、スーツケースの開封を指示されることはありませんでした。

街中のポスターや広告でも、女性の髪や肌の露出はNG

広告や商品パッケージにも規制があるようで、女性の髪や顔、肌を露出したポスターやパッケージは制限されているようです。街角のポスターは男性中心になっていたり、顔にモザイクがかけられていたり、と徹底しています。

インターネット検閲

一方で、滞在中のインターネットアクセスで、特定のコンテンツが表示されない、とった不便を感じることはありませんでした。が、帰国後に調べてみると、インターネットの検閲が行われているようです。

中国ではVPNを使わないとGoogle, Twitter, Facebokなどにアクセスできませんが、そういった不都合はありませんでしたが、実は検索しても表示されない、といったことが起きていたのでしょうか。。。

2015年11月11日水曜日

秋のトレッキング Risserkogel

おそらく今シーズン最後のトレッキング日和ということでTegernsee近くのRissekogelへ。
一番高くなっているところが山頂です。
















ここに掲載されているのと同じルートでした。
今回は車に同乗させてもらいましたが、BOBでミュンヘン中央駅からTegernseeまで行き、そこからバスでKreuthという登山口まで行くこともできます。

約1,200mの登りで、久しぶりだったので、かなり疲れました。人気のある山なのか、山頂付近はかなり賑わっていました。犬を連れてきたり、子どもを背中にかついで登っている人もチラホラ。

瓶ビールを持ってきて山頂で乾杯する人もいれば、パンとニンジンだけ、というドイツらしい昼食の人もいて様々です。

時間がない、高低差がちょっと厳しい、という場合は、Wallbergbahnで山頂駅(1624m)までのぼり、周辺を散策したりビアガーデンでご飯を食べても楽しめそうです。

朝7時にミュンヘンを出発し、8時過ぎに登り始め、長めの休憩をはさみ17時に下山。
と、ここまではとてもスムーズだったのですが、ミュンヘンに戻る道が大渋滞。
行きは1時間だったのが、帰りは3時間近くかかることに。

特に秋は夕暮れの時間にあわせてミュンヘン方向に戻る車が多く、渋滞するようです。
渋滞のピーク時間を越えてしまえばスムースに流れるようなので、Tegernseeのレストランで早めの夜ご飯を食べて1時間くらい経ってから出発すると、渋滞に巻き込まれずにすむので、次回からはそうしたほうが良さそうです。

2015年11月9日月曜日

Apfelschorle = サウジシャンパン

厳格なイスラム教国のサウジアラビアでは、お酒や豚肉を持ち込むことができず、大使館のような例外的な場所以外では、全く流通していません。

パーティーなんかではどんな飲み物が出るの?と聞いてみたところ、サウジシャンパンがあるとのこと。

このサウジシャンパンというのは、りんごジュースを炭酸水で割ったドリンクです。
ドイツではおなじみのApfelschorle (アプフェルショーレ)と同じもの。ミントを入れたり、スライスしたオレンジを入れたりすることもあるようです。

他の国は一線を画すイスラム教の盟主であっても、シャンパンのような欧米的なものへの憧れがあるのかもしれません。

2015年11月7日土曜日

石油価格と税金

サウジアラビアには個人所得税や消費税がありません

そして世界有数の産油国ということで、自動車のガソリンの価格も、日本や欧州と比べると圧倒的に安いです。
ドライバーさんに聞いたところ「1Lあたり10円くらい」とのことで、日本の15分の1くらいです。日本では、石油税と消費税の両方がかかり、支払い額の40%以上が税金です。サウジアラビアでは税金がかからないうえに、本体価格も安い、という状況です。

訪問中の会話で「このところ原油価格が下がっているから経営が苦しくて」と聞きました。Saudi Arabia may go broke before the US oil industry bucklesといった記事もあり、これもサウジアラビアならではの因果関係なのでしょう。

また消費税がないということで、街中のお店で買い物しても、他国の免税店と同じ価格で買えます。それも一つの理由なのか、帰国時の空港ターミナルの免税コーナーはかなり手狭な感じで、お土産を探す人の数も少なかったです。

2015年11月5日木曜日

サウジアラビア訪問

5日間の短期出張でサウジアラビアへ。
個人で観光ビザが取得できず、情報が限られている国ということで、ドイツとは関係ないですが備忘メモとして。

ミュンヘンからはリヤドに直行便があり、ジェッダには経由便を利用します。
フランクフルトからはリヤドにもジェッダにも直行便があるようです。

女性はアバヤの着用が必須で、飛行機を降りる時から周りの女性はアバヤを着用していました。今回が始めての訪問だったので、入国審査からホテルまでは肌を露出しない服装で、スカーフをかぶって移動。

ヨーロッパでアジア系の人が少ない場面に行っても、周囲に見られている、という印象は受けませんが、今回は空港内やホテルのロビーで注目を集めていた気がします。

サウジアラビアの空港は、Worst Airports in the Worldランキングでも、
ジェッダが2位、リヤドも中東地域でワースト3位と残念な評価です。

そんな前評判もあり、心配していたのですが、リヤドの入国審査は到着時間が深夜で混み合っていなかったため、10分も待たずに無事に終了。同じ日のもっと早い時間に到着した人は1時間近く並んだ、とのことで、時間帯によって差があるようです。

両手10本全ての指紋をとりましたが、ビザ申請の際にも指紋を登録しています。
本当に本人なのか、都度、照合しているのでしょうか。。。