2014年4月1日火曜日

ドイツのアパートの賃貸契約


ドイツのアパートの賃貸契約ですが、貸主、借主が基本的に順守すべきとされる項目が盛り込まれたテンプレートが、本屋や文房具屋などで売られていて、それを使うことも多いようです。
例えばここのPDFに掲載されているようなものです。
http://mieterbund.de/index.php?id=21

今回、我が家も、市販されている標準的な契約テンプレートに、
住所や氏名、家賃の金額などをペンで書き込み、
削除したい条項は線で消し、追記したいことは書き込んで、
同じものを2通作成して、契約を交わしました。

上記のような契約書に加えて、大家さんからのお願い事項を一覧にした書類にもサインをしました。

自分の備忘録のためにも、覚えている内容を挙げると、

・壁のタイルは、タイルとタイルの隙間に穴をあけてもよいが、タイル自体に穴をあけるのはNG
・ベランダの手すりなど、外から見えるところに洗濯ものを干さないでほしい
・退去時には壁を白く塗り直してほしい
(壁を塗り直す、というのは、従来は退去時の義務だったとか。
最近の法律改正で、借主の義務ではない、とされたそうです。
ただ、大家さん的には、これまで通り、塗り直してから退去してほしい、とのことでした。)
・床を水浸しにしない(それは当り前な気もしますが・・・)
・こちらが退去を申し出た際には、次の入居希望者が見学する際に、内覧させてほしい
といった内容が盛り込まれていました。

アパート決定

色々なサイトをこまめにチェックし、見学会に参加してもらい、
入居希望を伝えるものの、入れる物件が全くなかったのですが、
1週間の滞在中に新居が決まりました。

それまでは、通常の入居希望書に加え、二人のパスポート、二人の英文履歴書、彼の雇用契約、私の日本の源泉徴収票(英訳を自分で作成して添付)、そして、場合によっては銀行の残高証明まで提出していたものの、不動産屋さんから全く音沙汰はなく。。。

新居は、Immobilien Scout24のようなサイト経由ではなく、
Süddeutscheという新聞に掲載された物件情報から見つけました。

といっても、紙の新聞を買ってきたわけではなく、
新聞に掲載された情報を転載する下記のサイトで探したのですが・・・
http://immobilienmarkt.sueddeutsche.de/

金曜日に管理人(大家さん?)に、彼にドイツ語で電話してもらい、
日曜日のお昼に見学させてもらいました。

大家さんはほとんど英語を話せなかったので、
彼女が言っていることはなんとか理解できるものの、
こちらから質問などをするのが難しい、という状況になってしまいました。

その場で彼のドイツ人上司に電話をして、電話をやり取りしながら、コミュニケーションすることに・・・

結局、その後の、大家さんへの入居意思表明や、契約内容の確認なども、
このドイツ人上司に助けてもらい、なんとか新居を決めることができました。

以下の理由で、周辺の物件に比べて、家賃も安めで、かつ入居希望者が殺到することがなかったようです。

・床が本物の木材ではなく、木目調のクッションフロア素材だったこと
(ドイツ人的には、木の床の家の方がポイントが高いようです)

・比較的新しい、集合住宅だったこと
(日本の団地のような感じではありませんが、築50年のザ・ドイツ、という建物ではありません。
そもそも今回探していたエリアは、Uバーンの延伸などで人口とアパートが増えつつある地区なので、
ヴィラ風の家などはほとんどないか、すごく高いか、という感じでした)

・台所に食卓を置くスペースがない
(これは一般的にそうなのか不明ですが、2人暮らしの場合、
台所に小さなテーブルを置くスペースがあるのが好まれる、という話を聞きました)

二人とも、そういう点にはそこまでこだわらなかったので、
見学したその日に、入居したい旨を熱烈に大家さんに伝え、
翌日朝には入居OKのお返事をもらいました。

ドイツ下見

本格的にミュンヘンに移るのは夏ころの予定ですが、
1週間、有給をとってドイツに行ってきました。

かなり久しぶりのミュンヘンでしたが、空港も記憶にある通りでした。
ドイツ勤務時代の、職場ゆかりの施設が閉鎖されていたようで、それは残念でしたが・・・

アパート探しをしていたエリアは、想像以上にのどかな場所で、
街の中心を少し離れると、畑が広がる田舎、という感じでした。

Uバーンでミュンヘン市街にも一本で出られるので、
こういうのんびりした雰囲気のところで生活するのも楽しそうです。